こんにちは。マキオン族の今年はチョウゾです。
今回はゲームの感想記事。
遊んだゲームはメトロイドプライムリマスタード。
元々メトプラは子供の頃怖くてまともにできなかったゲーム。
遊んでみたかったけど遊べなかったゲームでした。
それがまさかスイッチにリマスター+移植してくれるとは思ってもみなかった。
ってことで遊んだので感想をつらつら述べます。
ただただ面白かったって話をするだけの記事。
正直、だいぶ昔から発売されてたゲームなので良いとこ悪いとこみたいなこと書いても「今更?」って感じがしなくもないので、単純に感想を述べるだけの記事になります。
対戦よろしくお願いします。
タイトル | メトロイドプライム リマスタード(移植+HDリマスター) |
ハード | ニンテンドースイッチ(元はゲームキューブからの移植) |
発売日 | DL版:2023年2月9日/パッケージ版:2023年3月3日 |
ジャンル | ファーストパーソンアドベンチャー |
やってることはただのメトロイド
やってて感じた率直な感想。
やっぱメトロイドって面白い。
メトロイド、オモロイド。
メトロイドの面白さって2つあると思っていて、
- 1つは探索する面白さ
- 1つはサムス目線で描かれるSF世界観
これに尽きると思ってます。
従来のメトロイドは2D横スクロール探索。
プライムシリーズは1人称視点の3D探索。
遊ぶ前は2Dと3Dじゃあゲーム性全然違うんじゃないの?
なんて思ってたけど案外そうでもない。
メトロイドの探索感がそのまま3Dに落とし込まれてて、遊んでる感覚は完全にいつものメトロイド。
実際メトプラもそう。
2D横スクロールが1人称3Dアクションになっただけ。
やってることはいつものメトロイドで感動した。
操作感も画面も2Dシリーズとは全然違うのに。
ゲームそのものも新鮮。
すげぇ。めっちゃ面白かった。
そりゃあ人気あるゲームだよな。
まじで。
ちょっとゼルダっぽい謎解き感も好き
これどっかのゲームメディアでも言われてた。
まぁそりゃあそうよなぁと思うけど。
やってると3Dゼルダっぽさをめっちゃ感じた。
時オカ、風タク、トワプリ、スカウォ。
フィールドにあるオブジェクトを解析して情報を集める。
集めた情報からギミックの解き方を検討して実行する。
そんでギミックを解くとジングル音が流れる。
使うアイテムはともかく、行動自体は完全にゼルダ。
特にジングル流れるところとかもうあれじゃん。
ゼルダの“エバラのごまだれ”じゃん。
2Dから3Dのゲームになったことで、オブジェクト表現が平面からXYZ軸全部から見渡せるようになってるお陰かなぁとも思う。
実際、2Dじゃ表現不可なギミックもあった。
こういう、メトプラならではの要素を要所要所にぶっこんでるからこそ、やってることはいつものメトロイドなのに新鮮味を感じれたんだろうな。
バイザーに着目したのも面白かった
メトプラと言えば、という要素。
メトプラのキャッチコピーは「目に見える物だけを信じるな」
この言葉、ただかっこよいだけじゃなくゲーム性を表現してるおしゃれコピー。
そう。
バイザーの話。
サムスのヘルメットのバイザー。
ちょくちょくゲーム画面のスクショを貼っている通り、このゲームは1人称視点。
サムスの目線で冒険するわけです。
それも、サムスが身にまとってるパワードスーツ越しの目線で。
パワードスーツのバイザーには複数の機能を備わっていて、
- 通常視界の「コンバットバイザー」
- スキャン/データ収集用の「スキャンバイザー」
- 熱源を探知できる「サーモバイザー」
- 視認できない特殊な物質を検知する「Xレイバイザー」
これらのバイザーを状況に応じて使い分けるゲーム性。
特に「サーモバイザー」と「Xレイバイザー」。
肉眼では確認できない敵やオブジェクトを発見できるバイザーで、まさにキャッチコピー通り。
行き止まりかと思ったけど、Xレイバイザーで周囲を見渡してみたら透明の足場があって進めるようになってるとか。
ステルス機能を備えた防具を身にまとい襲ってくる敵を、サーモバイザーで熱源検知して戦闘する…みたいな。
ただの肉眼で見ただけではゲームを進行させられないわけです。
まさに「目に見える物だけを信じるな」と。
このバイザーシステムがいい味出してる。
メトロイドの世界観を広げつつ。
ゲーム性も面白くしつつ。
なんたってサムスそのものの目線で冒険するわけですから。
状況に応じてバイザーを使い分けてると、何ともパワードスーツの機能を使い分けているような気がしていて。
実際にサムスとして冒険できる感じがして好きなシステムでした。
没入感というかなんというか。
2Dシリーズにはない魅力だったな。
FPSだけどそれっぽくない
わたしはFPSがヘタ。
エイムも合わないし、やってると酔う。
TPSだけどスプラトゥーンを数戦やるだけで頭痛くなるし吐き気もくる始末。
そんな人がメトプラできんの?って若干の不安もあったけど、案外そうでもなかった。
オプションでカメラ移動の速度も調整できたし、画面揺れも軽減できた。
何よりシステムとして「ロックオン」もあるので目線が固定化されやすかった。
スプラはハイスピードだしカメラもぐわんぐわん動くしでホントに酔った…。
ロックオンのお陰でエイム力が無くてもしっかり遊べるし、戦闘アクション自体もかなりシンプル。
戦闘以上に探索/謎解きに重きを置いてるゲーム性が故のシンプルさなんだろうな。
探索する楽しさをベースに戦闘が時折あるって比率。
ゲーム終盤を除けばボスに苦戦することもそこまでなかったし。
いい塩梅のゲームだったなぁってしみじみ思うな。
お陰で最後までしっかり楽しめた。
“メトロイド”の世界観だからこそのメトロイド
ちょっと何言ってんだろうって見出し。
メトロイドの面白みの話。
それをメトプラやって改めて再認識されたなってお話ね。
何が言いたいかっていうと、メトロイドって作品は“探索の面白さと、SF世界観”が合わさってるからこそ面白いよなって思えた。
この世にメトロイドライクのゲームは数あれど、メトロイドという世界観/設定はたった1つしかなくて、その世界観があってこそのメトロイドって作品なんだなって意味ね。
メトプラでは先程話した“スキャンバイザー”をちょくちょく活用します。
データをスキャンしたりパソコンにアクセスしたり…という用途。
何かスキャンすることでゲームを進展させるんだけど、そこで度々、“ログブック”なる物を見つけるんですね。
これはゲームの進行には全く関係ない収集要素。
いわば”フレーバーテキスト”。
ゲーム的には収集しなくて良いんだけど、メトロイドの世界観を良く知れるテキストが揃ってる。
施設や設備の解説だったり、クリーチャーの説明みたいなのもあれば、用語の解説だったり、敵キャラが書き残した日誌や記録、挙句の果てには他部署に対しての連絡事項とか…
“メトプラの世界観”がそこにあった。
リアリティだよねこういうの。
メトプラシリーズは「初代メトロイド」と「メトロイドⅡ」の間のお話。
つまり単純な時系列だけで言えば、初代メトロイドはメトプラから見て前作。
そして、その前作の舞台の惑星ゼーベスの話をログブックで読めたのは結構感動した。
これだけじゃなく、シリーズお馴染みスペースパイレーツ達が残した記録とか、読んでて面白い読み物が沢山用意されてたのがすごく好きだった。
あいつらシリーズでは悪党として描かれてんだけど、このログブックを読むとだいぶ印象変わる。
というかネタキャラじゃん草。
総じて、メトロイドの世界観を広げる手段としてとっても良かった。
面倒なら無視してもゲームの影響ないのも良い。
特に研究施設や実験施設。
スキャンできるログブックが沢山あって、それを読みに行く面白さもあった。
大体の人はスキャンをめんどくさがるんだろうけど。
お陰でメトプラ2以降の作品もリマスターして欲しいなぁなんて思っちゃった。
でもだいぶ怖いゲームだったのでやりたいかどうかと問われると…
そもそも探索がおもしれぇって話
だいぶそもそものお話。
単純に探索するのが面白いんだよな。
この道進むと何があるんだろうなとか、このエリアのボスを撃破してとかさ。
単純に探索そのものが面白い。
ゲームが進めば装備も整っていくし、これまで苦戦してきた敵を簡単に倒せたり。
自分が強くなって敵をサクサク倒せるようになる爽快感も良い。
強い敵が居るエリアとかは最初ちょっとやる気そがれるんだけどね。
それが自分が強くなると逆に倒して進みたくなる。
探索して目的達成を繰り返し、広いエリアを走破していく。
ゲームとしてみるとシンプルな作りだけど、やってるとハマる。
まぁこれ、メトプラに限らずメトロイド全般で言えるんだけどね。
やっぱ面白いよね。
こういうゲーム。
メトロイドプライムはオモロイドだった
以上、メトプラおもしろかったってつらつらと述べる記事でした。
まじでオモロイドだった。
わたしはこういうゲームだいすき。
基本的にすごく良いゲームだったけど、アーティファクト集めがめんどくせぇとか、めっちゃフィールド広い癖にファストトラベルないのかよとか、不満が全くわけじゃあない。
不満はあるけど、面白さでそれを十分上書いてるのでヨシとしてます。
ただまぁ、強いて述べるのであればやっぱ怖いわこのゲーム。
1人称視点だから後ろから物音が鳴って急に襲われたりとか、真っ暗闇に閉じ込められて脱出とかさ。
世界観的に怖いのもあったけど、1人称視点が故に怖さが加速してる部分もあった。
それ故に、2週目やりたい?って聞かれると多分横に首振るだろうし、メトプラ2以降も同じくリマスター移植してくれたとしてもやるかどうかは…?
ただまぁ、それを差し引いても面白いゲームだったけどね。
オモロイドでした。
ってことで感想は以上。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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