こんにちは。”インターネット”です。
今回はゲームの感想記事。
遊んだゲームは「Jack Move」。
気になってたインディーゲーム。
Twitterでなんとなく見つけたコマンド選択性バトル。
つまりはまぁRPG。
![Jack Move](https://nonoarchives.blog/wp-content/uploads/2023081611323800_s.jpg)
サイバーパンクな世界観、クオリティの高いドット絵、そして何よりJRPG風味なインディーゲーム。
すごく気になってたゲームの1つ。
やってみたかったのでやってみた。
結論、面白かったけどめちゃくちゃ好き!とは言いづらいかな。
100点満点で言うなら60~70点くらいにはなっちゃう。
好きな点は多かったけど、惜しいな~~~~って点が目立った。
面白い方だったけどね。
ってことで感想をつらつら述べる記事。
対戦よろしくお願いします。
タイトル | Jack Move |
ハード | 沢山。Switch、PS、Steamとか |
発売日 | 2022年9月22日(Switchの場合) |
ジャンル | RPG |
公式トレーラー
ばっちばちの2Dアニメーション。
普通にクオリティ高くて良いよね。
すごない?
ディストピアな世界観と、ハッカーのノア
まずどんなゲームか…
という前に世界観のお話から。
まず時代背景。
今からはるか未来、2120年らしいね。
近未来的で、それなりに技術が発展した雰囲気。
ディストピアな世界観
まず目を引いたのがその世界観。
かなりディストピア寄り。
![今から100年後](https://nonoarchives.blog/wp-content/uploads/2023081520311700_s.jpg)
なんだか1997年に自然災害?的なのが起きて、それ以降世界は真っ暗闇に。
ゲーム内の解説では電磁波を伴うソーラーストームとかどうとか。
それで電子機器とか全部壊れちゃったらしい。
その災害は“ザ・ダーク”と呼ばれ、以降世界は真っ暗闇。
その後、送電システムを再建して世界を復興に導いたのが「モノマインド」って企業。
この企業が敵側の組織として描かれるわけです。
他にも…
!["本物"って](https://nonoarchives.blog/wp-content/uploads/2023081520354000_s.jpg)
どうやらこの世界、培養食品的な…?
人工的に作られた食べ物が広く流通してるみたい。
通常の育て方をした”本物のトマト”が高級食材的な扱い。
なんともディストピアな世界観が築かれている様子。
そしてこの世界を救う企業として存在しているのが、先程ちょろっと説明した「モノマインド」。
一般的にはこのモノマインドが救世主的な立ち位置である一方で…?
ハッカーのノア
そして主人公の「ノア」。
キャラデザもトレーラー的にはかなりJRPG寄り。
…ドットイラストとトレーラーのキャラデザ全然違うような…?
![自警ハッカー](https://nonoarchives.blog/wp-content/uploads/2023081520065100_s.jpg)
説明を見るに、自警団的な活動をしているハッカーらしい。
自警団と言いつつ、メンバーは主人公と裏方でサポートしてる男を含め、計2人。
個人で活動してるんだね。
ちなみに相方は”ライダー”って名前のおっちゃん。
この自警ハッカー2人と、大企業モノマインドとの戦いを描くシナリオなのがJackMove。
設定としてはかなり大掛かり。
正直めっちゃ期待できてた。
キーパーソンはノアの父親
物語の鍵を握るのがノアの父親アブネル。
このアブネルさんがすごい技術者みたいな人。
あまりにもすごいので、モノマインドの野望を叶える為に必要な訳です。
そこでモノマインドはアブネルの居場所を突き止める為、ノアの自宅やアブネルの自宅兼研究所を襲撃する所から物語が動き出す。
この始まり方結構すき。
ノア的には結構かわいそうだけど。
こうして”仕返し”と称してモノマインドに反撃していくわけですね。
そうしていくうちにモノマインドの野望が明らかになっていき…という空気をわかってもらえると良いですね。
すごくわくわくする始まり方だったなこれ。
戦闘はコマンド選択式のターン制バトル
続いては戦闘面について。
これ結構好き。
やってること自体は普通のコマンド式戦闘。
他のゲームとなんら変わらんね。
属性の概念があり、弱点ならダメージ増加。
逆に耐性があるならダメージが減り…。
見てもらえばわかる通り、まじで普通のRPG。
え?じゃあなに?
このゲームそこら辺にあるゲームとなんら変わらん当たり障りのないゲームなん?
なんて問いになると思うんだけど、案外そうでもない。
試行錯誤が楽しいカスタマイズ
まずはカスタマイズ要素。
このゲーム、レベルアップ等で技を習得するのではなく、技をお店から購入し、装備して使える技を増やしていく。
つまりどの技を使っていくかはプレイヤーの自由。
好きなビルドで戦えるゲーム性。
この手のゲーム好きなのよな。
試行錯誤して色々技を試していくのが楽しい。
![](https://nonoarchives.blog/wp-content/uploads/2023081615390300_s.jpg)
言葉の説明もサイバーパンクな近未来な世界観に沿ってるのも◎。
“ソフトウェア”は技の事で、どの技を装備しているか…ということ。
エリアに応じて登場する敵の属性も変わってくるので、そのステージに合わせた技選択をするも良いし、バフ技デバフ技を多めに用意してみるのも楽しい。
ここは明確に楽しいポイント。
更にはターン消費する代わりに戦闘中にも使用するソフトウェアを変更できるシステムもあり、柔軟に戦えるのも面白みポイント。
インディーゲームらしく、刺さる人には刺さるゲームだと思う。
と言いつつ、後半は装備構成の最適解も決まってきてしまうので、楽しいのは最初だけだったり…。
ドット絵も綺麗で美しい
このゲーム、全体的にドット絵のクオリティが高いんだけど、特に戦闘アニメーションがすごい。
ドット絵好きなら多分刺さると思う。
わたしはすげーすげーって言いながらこのゲーム遊んでた。
全体的になめらかでよく動く。
良いよねこういうの。
…なんてまぁ色々言うけど、結局やること自体はただのコマンド制バトル。
わたしはコマンドバトル好きな方だからいいんだけど、イマドキそんな古臭くてやってらんねぇよ!なんて言う人もいるのも事実で、万人受けはしないんだろうなぁ、なんて思ったりするゲームかもしれんね。
正直、後半は飽きるってのも本音。
ボリューム不足は否めない
壮大な世界観に設定、楽しい戦闘といいところは続くけど、一方でボリューム不足に感じたのは否めない。
わたしがプレイしてみて、エンディング到達までにかかった時間はだいたい6時間半。
![My Nintendoの記録](https://nonoarchives.blog/wp-content/uploads/Screenshot_20230820-150953-edited.jpg)
My Nintendoの記録を見てみる。
大体6時間半くらい。
ゲームとしてはかなりあっさり気味。
短編RPG的なボリューム感。
ここは遊ぶ人次第な所なんだろうけどね。
あっさり遊びたい人的にはちょうどいい。
しっとりがっつり遊びたい人にはボリューム不足。
かつ、世界観や設定的にも風呂敷を広げられそうな雰囲気はあった。
ゲームを勧めていると「あれ?もうラスボス戦?もうすぐエンディングなんじゃね…?」なんて思ってたらほんとにそうだったり…。
もう少し遊んでいたかった…
もう少しボリュームがあってほしかった…
シナリオについてはもう少し深掘りしてほしかった、なんて思うのも正直なところ。
なんだかんだいいゲームではあったと思う
色々と思う所があり、100点満点は取れないゲームではあったと思うけど、細かい所でいいところもある、そんなゲームだったと思う。
父アブネルと娘ノアのしんみり切ない、家族の話だったりとか…
![父アブネルと娘ノア](https://nonoarchives.blog/wp-content/uploads/2023081616291700_s.jpg)
ただHPを削るだけじゃない、謎解き要素のあるボス戦とか…
光る点は沢山ある。
もう少し遊んでいたい。
おもしろかったんだけどもう一声欲しい…
なんてゲーム、Jack Moveでした。
ってことで今回はここまで。
以上、おしまい。
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