ゲームとっても大好きで生き甲斐と言ってもいいくらいの人が書いたレビュー記事です。
最近やったゲームとか過去にやったゲームのレビューを書きたいなってことで今回は「星のカービィディスカバリー」のレビューを。
これめっっっっっっちゃ面白かったほんと。
タイトル | 星のカービィディスカバリー |
ハード | ニンテンドースイッチ |
発売日 | 2022年3月25日 |
ジャンル | 3Dアクションゲーム |
今度のカービィは3Dアクションだわーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

まーじで神ゲーだった
ま~~~~~~~~~~~~~~~~~~~とにかくかわいい。それに尽きる。
…ってこれだけで終わるゲームじゃないなぁって思う。
3Dアクションになってもカービィ”らしさ”があって、違和感なく遊べたなぁとも。
3Dになると当然これまでの2D作品とは別ゲーって印象になることが多いと思うんだけども、不思議とこれまでの”らしさ”を上書く事もなく新要素と上手に混ざって共存してる。
特にフィールドを探索している感覚が「ゼルダ」みたいだなぁと感じたり。
こんな書き方をすると勘違いさせちゃいそうなんで補足しとくと、ゼルダみたいに広大なフィールドがあるんじゃなくてマリオオデッセイみたいなステージ選択式、箱庭系探索ゲームって言い方が正しいです。

他にも各ステージのミッションをこなしていく際の”謎解き”感もあって、初見でこれを解いていく楽しさもあったんでこれもゼルダ感出てたとこなんだろうなって。
総じてこれまでのカービィらしさを維持しつつ新世界に連れてってもらえたゲームだと思う。とにかく面白かった。
3Dアクションゲームに大切な「探索の楽しさ」
3Dゲームといえば広いフィールドを歩き回る楽しさが大事かなって思ってます。
ゼルダで言えば「こんな所にハートのかけらが!」とか、マリオで言うなら「あっ、こんなとこに道があったわ!」とか。
そういう探索して何かを見つけて、あわよくばプレイヤーに対して有利な仕組みが働く…なんて楽しさがあると思うんです。

ディスカバリーもそらもうあります。やっててめっちゃ面白かった。
ディスカバリーでは囚われているワドルディ達を救うという目的があり、各ステージ毎に用意されている「ミッション」をクリアしていく事でワドルディを救出できる。
なんかこういうこと書くとありきたりな感じがあるけどまぁ一応ね。
見てる人がディスカバリーやってるかどうかもわからんし。
フィールドを探索しているとそのミッションをクリアできたりするんですよね。
3Dになったフィールドを駆ける楽しさを満喫してたら気がついたらミッション達成してんだ。

常夏の雰囲気ええよな…。肌焼くから行きたさはないんだけどやっぱ見てるとええなぁってなるよな。そんな話はどうでもいいのだけども。
そんなフォールドを探索する楽しさがしっかりあって、新世界を旅するカービィを堪能できる。
ゲームとしての面白さと新しい世界を見て回る面白さが両立してて、探索が全然区になりませんでした。

こんな感じで「探索する楽しさ」こそ3Dアクションゲームの醍醐味だと思うし、今回のディスカバリーはこんな要素とにかく沢山あるんだよね。
ちなみにミッションは初見だと「???」表示で分からないようになってるんですよね。
ただゴールを目指してクリアするだけではミッションは達成できず、フィールドの隅々を調べていくと達成してワドルディ救出…。
探索の楽しさを上手に引き出している要因になってるなぁって思いました。
今回例に上げたのは序盤だけあってかなり簡単めなんだけど、中盤終盤以降は所見じゃ気づきにくい難しさもあって、しっかり遊びごたえや歯ごたえがあるのもゲーマーとしても嬉しいところ。

ワドルディを全員救出していくって楽しさにも繋がっててすごく良い試みだと思うな。
神ゲー。
アクションとしてはすごくシンプル、遊びやすい
アクションゲームならば、というところの大事なところであろう「アクション面」。
アクションといえばフィールドを縦横無尽に駆け巡って敵の攻撃を回避したり防御したり、こちらの攻撃アクションを当てて倒して…ってのがもう一般的よね。
そういうとこじゃあディスカバリーはどう?って言われるとどうでしょうと言うと。
まぁ~~~~他のゲームより遥かにシンプルだよね。

他のアクションゲーム…例えばスマブラ程出せる技の種類は少ないけども、出せる行動が少ない分それに集中できる、という考え方もありなんじゃなかろうか。
コピー能力の種類自体はこれまでと比較しても少なめだけど、今作はコピー能力の進化があったりして、進化するとできる行動が増えたり能力が足されたり。

コピー能力の少なさによる不満は感じられなかったな。楽しい。
追加アクション自体も特別すごいのが揃ってるってわけではないけど、シンプルな操作性なのに色々遊べる。シンプルだけどしっかり遊べる。
ガッツリアクションしてぇよって人にとってはがっかりしそうではあるけども、遊びやすさとアクションの面白さがちょうどいい感じに混ざったいい温度感なのかなって思うよ。
神ゲー。
カービィのお約束もしっかり用意
さっきまでがディスカバリー特有の新要素のお話だったんだけど、これまで通りの「カービィらしさ」もしっかりあります。
カービィといえばすいこみやコピー能力…なんてのはもちろんなんだけど、あくまでゲームシステム的なところでね。

ボタンを素早く落ちて魚を釣ろう!っていつもの「目押しゲー」。
動体視力カスすぎるからまぁ~~~~~~~~~むずい…。
まぁでもかわいいよな。許せちゃうわ。
他にも収集要素としてガチャルポン。
カービィ64にもあったよね。カード集めみたいに。こういうのあったら無限に集めちゃうんだよな。集める楽しさを見いだせるタイプです。

発売前に話題になった「ほおばりヘンケイ」
PVが公開された時Twitterでだいぶ話題になった記憶があります。「ほおばりヘンケイ」。
結果これも新要素としては有りです。オオアリ。
コピー能力との違いは、他のステージに持ち込めないそのステージ限りのギミックであること。
ほおばりヘンケイを駆使して進むエリアがあって、それを突破したらほおばりヘンケイで入手した能力は捨てる事になります。

感覚としてはカービィ64のワドルディと一緒にトロッコで進んだり、デデデ大王の背中に乗って彼を操作して進むギミック、それに近く感じた。
ただ進んでくだけじゃなく、そのギミックがステージのアクセントになってて単調感がない。上手だな…と。
ギミックとしても面白いのはもちろんなんだけど、ディスカバリーのコンセプトでもある、新世界との融合とも世界観に会ってて面白いのかなって。
この話をすると少し話がずれちゃうので、次の項目でまたゆっくり話させてください。
新世界とカービィの融合
今回冒険する部隊は新世界。
これまでのポップスターの様に陽気でのんびりのほほんとした世界と違い、現代社会に近い文明が存在した名残がちらほら見える不思議な世界。

ショッピングモールなんて物があったり、人間が住んでそうな建物もあったりして。
そんな現実感が強い世界観なんだけど、それカービィと噛み合うん?とは思ったりしました。
ただやってみるとあら不思議。その違和感気が付いたら消えてるんですよね。
背景はかなりリアル調なのにキャラクターそのものはポップ調なかわいい路線。
なのに違和感なく溶け込んでビジュアルとして完全に成立してる。すげ〜〜〜〜〜〜〜〜!!

この溶け込み具合はどうやって???ってとこ、個人的な解釈なんだけどさっき話してた「探索の面白さ」に通ずるとこではあると思うのよね。
3Dゲームに探索する面白さがあることは、個人的には面白いゲームの絶対条件だと思ってます。
その探索の面白さに、今回の以前文明があったようなフィールドや背景を用意することで、探索させながら世界観をじっくり見せたり、考察させる余地を作ってるんじゃなかろうか。
というゲーム設計がカービィと新世界を上手に融合させているんじゃないかな…ってのが個人的な解釈だったりします。
こういうの考えると楽しいよね。
やりこみ要素充実
骨の髄までとことん遊びたいって人もいらっしゃることでしょう。
わかる。サブクエストとか全部クリアして進みたいタイプ。
カービィと言えばゲームの進行状況が%表記されることでお馴染み。
これを100%に達成させるのがやり込み系ゲーマーの目標だったりね。
ネタバレになっちゃうんで詳細は伏せるんですけど、これを100%にするにはそらもう存在するコンテンツ全部クリアしてく必要があります。

ただクリアするだけじゃなく、収集できる要素は全て集める…。
やってるとまぁ〜〜〜〜大変です。
大変だけどもやりごたえがあるんです。
ゲーマーって不思議よな。こういう要素が用意されてるとやってやるよ!!!!!って気持ちになるんだよな。なる人は同志です。
ちなみに執筆時点ではまだ100%に到達できてません。え?
まとめ
こんなに長々と申し訳ない。言いたいことが沢山あったもんで…。
結論神ゲーです。これはもう確定的にあきらか(ブロント)
カービィ好きよって人はもちろんなんだけど、箱庭系探索アクションが好きって人には絶対刺さる、そんなゲームでした。
あとまぁほんとにかわいい。それに尽きます。
このレビューを見て遊んでくれる人が少しでも増えてくれればいいな、と思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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