【ゲーム感想】アンリアルライフが面白かったので感想を述べる記事

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こんにちは。道路です。
今回は感想記事。

遊んだのはアンリアルライフ
すげぇすきだし、めちゃくちゃ引き込まれたゲームだった。

ゲームジャンルとしてはアドベンチャーゲーム
謎解き・ミステリー要素が強く、戦闘があるゲームではない。

記憶を失った少女ハルと、彼女をサポートする信号機AI「195」が不思議な世界を旅をするお話です。

タイトルアンリアルライフ
ハードニンテンドースイッチ、Steam
発売日2020年5月14日
ジャンルアドベンチャー、謎解き
目次

“遊ぶ本”と言えるような見るゲーム

このゲームはアドベンチャーゲームらしく、シナリオを読むゲームに近い。

それもただのビジュアルノベルのようではなくて、謎解き要素探索要素がある。
ゲームとしての操作性もありつつ、シナリオを中心に楽しめる。

そんな感覚で遊べるのがこのアンリアルライフで、プレイしている時はいわゆる「見るゲー」だったり、「遊べる本」を読んでる気分になりました。

とにかく温かみのあるシナリオ。グラフィックもとんでもない。
とにかく温かみのあるシナリオ。グラフィックもとんでもない。

ハルの目線で描かれた引き込まれるシナリオ

このゲームで最も良いと感じたポイントです。
このゲームを知ってほしい、楽しんでほしい気持ちが強いのであまり深くは言いませんが。

主人公のハルは記憶を失っていて、自分が何者なのかも、今いる場所がどこなのかも分かっていません。

何が何だかわからない…ってとこで唯一記憶の片隅に残ってる人物が一人。
その人はハルが「先生」と呼ぶ女性。

唯一覚えている「先生」。彼女を追うのがハルちゃんの目的。
唯一覚えている「先生」。彼女を追うのがハルちゃんの目的。

その先生はどんな人かわからない。
自分とどんな関係なのかもわからない。
けど、自分を知る唯一の手がかり。

なのでハルはその先生に会う為に不思議な世界を195と共に旅に出る…というのが大まかなお話です。

この記憶喪失という設定が秀才。
何も情報を持っていない初見プレイヤーの目線と、ハルの目線がピッタリ一致するんですね。

ハルが始めて知る事実もまた、プレイヤーにとっても新たな情報。
そして逆もまたしかり。

これのお陰で感情移入がしやすい。
シナリオを重要視するゲーム性において、ここは非常に優れてる点。

ゲームを進めるにつれ、どんどんシナリオに引き込まれてしまう。
次へ次へと、早く次の話が読みたくなる。
すごく面白かったです。

最終的にハルの記憶は…?
先生とは…?
この不思議な世界は…?

謎解き、ミステリーゲームとしての面白さ

ハルは行く先々で色々とトラブルに巻き込まれてしまったり、道が塞がっていて先に進めなかったりします。

それをハルのサイコメトラー能力を駆使して解決し、先へ進む…という謎解き要素があります。
サイコメトラーというとは、自分以外の物体が持つ記憶を読み取るというもの。

その辺に転がってる石なんかも何かしらの記憶を持っていて、触ると石見てきた過去の光景や出来事を読み取れる。

自転車のキオクを読み取る。過去と今を比較して情報を集める。
自転車のキオクを読み取る。過去と今を比較して情報を集める。

この記憶を読み取る力で情報を得て、今現在と過去の情報を比較し、相違点を見つけます。
その相違点を頼りに謎解きやトラブルを解決して次に進む…という流れがアンリアルライフ。

一種のパズルゲームの様な感覚で遊べて、一部詰まりかけた所はありましたが大体スムーズに攻略できた方ではあります。
ゼルダ…とまではいきませんが、ミステリーや推理ものが好きな人にもおすすめできるんじゃなかろうか。

謎を呼ぶシナリオ。この謎を解き明かしていく。
謎を呼ぶシナリオ。この謎を解き明かしていく。

幻想的な世界と、ちょっと和む不思議な物語

まず目にした時に思ったのが、独特すぎる雰囲気の世界観。
「ゆめにっき」を参考にしていた話もあり、かなり不思議で幻想的な世界観。
これがまぁめちゃくちゃ引き込まれた。良い。

何といってもまず、パートナーが信号機ってのが良い。
信号機に搭載されたAIで、名前は「195」
AIはともかく信号機って。信号機ってあの信号機。イッテイーヨ

高性能AIらしい。信号機が相棒ってのも独特。
高性能AIらしい。信号機が相棒ってのも独特。

しゃべる動物が居て和んだり、空気中を泳ぐ魚の大群だったり、バーのママがマリモだったり。
夢みたいな独特な世界観が広がり続けます。
かわいい。

かわいい世界観にドット絵の描写も合わさり、何とも温かい空気感の世界観。
この世界を195と共にほのぼの旅して回る、このゲームからしか得られない栄養素がもりだくさん。

とにかくドット絵の表現が見事。
一面の海がドット絵。きれい。
オーシャンビュー

画面一面に広がる海景色。きれい。
画面一面に広がる海景色。きれい。

不思議で和やかな世界観を歩き回るのがまじで楽しい。
行く先々で様々な登場人物と出会い、「次はどんなとこにたどりづくんだろう?」という面白さもあった。
…動物だらけなのに”人物”って言っていいのか…?

ハルと195のほのぼのとした雰囲気の雑談も魅力的。
2人の旅をずっと見ていたい。
そんなゲームだったな。

ほのぼのした雰囲気もまた良い

ドット絵や演出がとにかくすごい

このゲームは凄いことに、今では珍しい全部ドットでグラフィック表現されてるんですね。
使用されてるドット数が少ないものから大きな一枚絵まで。

アニメーションも随時挟まれたりもするんですが全部ドット。
令和のこの時代にここまで表現できるのまじ…?
ってくらいドット絵が凄い。怪作。

ガラスの反射に月明かりが反射して光る海。すごない?
ガラスの反射に月明かりが反射して光る海。すごない?

ドットの雰囲気と幻想的な世界観が組み合わせこそがアンリアルライフ。
世界観、シナリオ、演出、ドット絵が良く噛み合う。

シナリオと演出で幻想的な世界を築き、それをドット絵で描写する。
他のゲームじゃあ絶対到達できない“凄み”がある。

この“良さ”は実際に手にとってもらえないとわからないかもしれんね。

かわいい、でも怖い

このゲームね、ところどころかわいいところあるんですね。
見ていて癒されるというかなんというか。

あんまりネタバレしたくないのでストーリーの序盤の序盤の部分だけで留めようと思うんですけど、例えば光り物が大好きな喋るカラスさんがおったりします。

この光り物に目がない少し幼げなカラス。
見ててすごくかわいくないですか?

光りものが大好きなカラス。かわいい。
光りものが大好きなカラス。かわいい。

単に動物のキャラクターの時点でかわいいってのはあるんですけどね。
それに加えて、ドット絵特有のデフォルメによりかわいさが際立ってるように思えたり。

ドット絵って小さなキャラクターを表現しようするならば、使用できるドット数も少なくなる。
ので、ドット絵だとどうしてもデフォルメ調になりがち。

でもそのデフォルメ調のドット絵と、登場キャラクター達がきっかり噛み合う。
例えば目がただの点で終わってたりね。
こういうところで温かみがあるんじゃないかな…って思ってます。

最序盤に出会うペンギンのカセリさん。かわいい。
最序盤に出会うペンギンのカセリさん。かわいい。

でもちょっと、たまに怖い演出が入ります。
ホラーゲーム程では無いけども、シナリオが進むとそう言った演出もあるので苦手な人は気をつけた方がいいかも。

このゲームのホラー要素はまぁまだ弱めな部類だと思うけども。

お話しの続きはまた明日

というわけで、大まかな感想は以上でした。

凄い好きで面白かった。
故に感想を共有したくて書いてみたんだけど、いざ書くとネタバレ配慮しちゃって思うように書けない部分もしばしば…。

といいつつもゲームの大まかな概要や雰囲気は伝えられたかな…とは思っています。

ここすきポイント。映え
ここすきポイント。映え

ドット絵表現がすごくて、ちょっぴり怖い部分もあるけど、ほのぼのとした雰囲気で幻想的な世界を旅する少女とAIのお話が引き込まれるんだ…って話です。

ドット絵がすき!って人やシナリオを何より重視したい!って人には是非手に取って見てほしいと思えるゲームです。

個人的にはめちゃくちゃ刺さったゲームです。
刺さりすぎて公式サイトで販売されてたグッズ買っちゃいました。

アクリルスタンドとクリアファイル。オタクはこういうのに弱いんだ。
アクリルスタンドとクリアファイル。オタクはこういうのに弱いんだ。

雰囲気だけでも伝われば…ってことでストアのURLも貼っておきます。
気になった方は是非見てみてね。

このEEOストアってとこで色々グッズが売られてて、その中にアンリアルライフのグッズがあるわけですね。
ちょっと広告紹介っぽくなったけど、まぁたまにはこういうのもいいでしょう。

ということで今回は以上です。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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