【エグゼ6対戦向け】バージョンによるギガチップの違いの話

こんにちは。サブライセンス持ち市民ネットバトラーです。
今回はエグゼ6のバージョン違いの話。
それも対戦という観点での。

今回はギガチップの違いの話。
もうひとつ、クロスの違いについても書きますがそれは別記事で。

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— ロックマンシリーズ公式 (@ROCKMAN_UNITY) December 14, 2022

今回はその対戦を前提としたお話で、バージョンごとギガチップの違いをお話できればなぁというお話です。

対戦での観点でしかお話しませんので、「シナリオの内容が一部違う」だとか、「登場するクロスが違う」だとか、そういう当たり前なお話はしません。

対戦よろしくお願いします。

画像の用意がめんどくさかったので、本記事は画像少なめ。
アドコレ発売したら後々スクショとか追加で貼っときたいな。

グレイガ版は…ちょっと力不足じゃない？

なんともまぁファルザーと比較すると、どうもパッとしないのがグレイガ版のギガチップたち。
大体のチップがファルザーから見劣りするのが悲しい。

というかまともに使えるチップがカーネルフォースかグレイガしかない、っていうのが個人的な印象。
他のチップはコンボ前提というか、しっかり使うなら専用のフォルダ構築になっちゃうというか…。

威力の差が悲しい「フォルテ」

「フォルテ」は敵エリア全体にシューティングバスター。
よく間違われる点として、エリアを狭めてもヒット数が増えるわけじゃない。

威力60の攻撃が8ヒットなので合計480ダメージ。

ファルザーの「フォルテアナザー」は160ダメージ×4で640ダメージ。
対戦の観点から見ればどう見てもフォルテアナザーの方が強い…。

使うなら8ヒットする特徴を生かして、アタック+30とかダブルポイントとかでダメージを伸ばす使い方、もしくはココロバグを活かしてダメージを2倍にする使い方になる。

フォルテ使うためにそういうフォルダ構築すんの？って言われるとまぁちょっと…

…すまんそれ「グレイガ」で良くねぇか？

敵の立ち位置に依存する「ギガントフック」「デルタレイエッジ」

「ギガントフック」は敵エリアに2回、威力240のブレイク属性のフックを2回打つ。
1回目と2回目でフックの攻撃範囲が微妙に違い、敵が真ん中の列に居ないと2ヒットしない。

1回しか当たらないならただの威力240。
敵の立ち位置に依存するので打ち時が難しい、なんとも使いにくいチップ。

同じく「デルタレイエッジ」も立ち位置に依存する。
ブルースが威力260のソードで3回斬りつける技だけど、わざわざ三角形の位置で斬ろうとするから敵がエリア真ん中に居ないと最後までヒットしない。

最大ヒットすれば260×3で780ダメージでまぁ強いんだけど…。
そもそもフルヒットしてくれるかどうかは相手次第。
対戦では基本動き回るはずなので、同じく打ち時が難しい。

フォルテと違い、最大威力はまぁ良いんだけど、それを活かすためには相手の立ち位置依存ってのがまぁ～～～～～～使いにくい。

ココロバグで戦うならまだ使えるかな…？

…すまん、素直に「グレイガ」でよくない？

威力がしょっぱい「バグライズソード」

威力面で悲しみを背負ってる「バグライズソード」。
効果は戦闘中、ためうちがダークソードになる。

ダークソードって聞くと「おぉ…」ってなるんだけど、バランス調整故か威力が200に下げられてる。
本来の威力は400。

ためうちで何度も打てるから、みたいな理由なんだろうけど…。
それにしても威力200って。

それだったらチャージ時間短くて、威力160のスラッシュクロスの溜め撃ちで戦うほうが良くない？

衝撃波って設定故に障害物あると途中で止まっちゃうけど、それでも攻撃範囲同じだし。

わざわざこれを使う意味があまり見いだせない…
そんなギガチップ。

キラビスラでスラッシュクロス剥がされた時のサブプランとして使うのか…？
いやそれにしても微妙じゃね…？

数少ない有用な「カーネルフォース」

ここまで微妙なチップ紹介をしてたけど、ここに来て有用なチップが2つ。
1つは「カーネルフォース」。

カーネルフォースはシリーズ唯一の非暗転攻撃ギガチップ。
暗転しないのに加え発生が速い、エリア全体攻撃、麻痺効果付き。

極めて奇襲性が高い。
障害物があったり、防御系チップを事前に使われてない限り、ほぼ絶対にヒットするくらいには速い。

かの公式大会で、獣化で威力が上昇したカーネルフォースとバスター連射で大逆転したのも印象に残る。

自分エリアにカーネルアーミーが現れ、1体に付き3連射。
自エリアの全マスに現れるので、エリアが奪われていない標準の状態であれば9体現れる。

但し対戦という見方の場合、相手から見て真正面から出てくるカーネルアーミーの射撃しか当たらんから、事実上3体出てくるって考え方になる。

威力は30だけど、1体に付き3連射するので威力は90。
つまり威力90×3で270。
普通に使えば正直弱い。

だけどカーネルフォースの強みはそこじゃない。
奇襲性の高さと、ヒット数が多いことによる威力増加補助の影響を強く受ける点が強い。

ビーストアウト状態で使えば威力が+30されるので、60×3×3で540。
1列エリアを奪っていれば720。

これが非暗転でいきなり飛んでくると思えば正直怖い。
エリア合戦に積極的に参加し、ビーストアウトを積極的に活用するキラビスラにぴったり。

グレイガの希望だよなこれ。
強い。

ザ・パワーチップ「グレイガ」

グレイガ版における配信チップの「グレイガ」。
パッとしないギガチップの中で、ちゃんと使えるギガチップその2。

グレイガが現れ前方に威力300のブレス攻撃しつつ、瓦礫が降ってきてあたれば追加100ダメージ。

瓦礫は10個振ってきて、最大5ヒット。
フォルテと違い、エリアを奪えばヒット数増加も狙える。

威力の低いフォルテ、相手の立ち位置に依存するギガントフック、デルタレイエッジと違いしっかり頼れる。

ブレスの攻撃範囲も広いし、瓦礫も大体2ヒット前後するし、安定したダメージを出せるギガチップ。

というかグレイガが強いってより、他のギガチップがなにかしたの欠陥を抱えてるって言い方の方が正しい…？

ちゃんとした攻撃ギガチップとして消去法で有用なチップとして評価を上げた、何とも言えないチップ。
グレイガ版で対戦するならグレイガかカーネルフォース使おうね。

ファルザーのギガチップはよりどりみどり

一方ファルザーのギガチップはまじで強いの揃ってる。
よりどりみどり。戦術に合わせて好きなチップを選択できる心強さ。

立ち回りで面白みがでるのはファルザーかなぁなんて個人的には思ったり。

威力重視の「フォルテアナザー」「クロスディバイド」

まずこちら。
ファルザー版の中でも珍しい、威力重視のギガチップの「フォルテアナザー」と「クロスディバイド」。

フォルテアナザーは威力160の4回攻撃、計640ダメージ。
クロスディバイドは威力250の2回攻撃、計500ダメージ。

威力面で言うならフォルテアナザーだけど、穴パネルがあると攻撃が止まる欠陥がある。
じゃあクロスディバイドは？って言うと、自分から見て相手が真正面に居ないと当たらない。

単純な威力だけでは判断できない、相互互換の様な関係にあるのがこの2つ。

この2つはどちらも、「ココロバグで威力2倍を狙える戦術」が取れる点が強い。

もしフルシンクロ、もしくは怒り状態で撃てればフォルテアナザーなら1280ダメージ、クロスディバイドなら1000ダメージを狙えるロマン砲になる。

グレイガよりパワータイプなのどういうこと…？

総じて、ココロバグという戦術で戦うなら真っ先に候補に挙がる。
つよい。

汎用性が高い「メテオナックル」

他ギガチップと比較しても、素直な性能で使いやすい類に入るのがこの「メテオナックル」。

威力100かつ、敵エリアにランダムに16回拳が降り注ぐ攻撃で、上記のフォルテアナザーやクロスディバイド等とは異なり使う度に威力がばらつく。

と言いつつ、普通に使っても大体2~3回はヒットするし、グレイガ版のフォルテと異なり敵エリアを奪えていればヒット数増加も狙える。

対戦では大体エリアの奪い合いになるので、その点でも高いダメージを狙いやすい。
攻撃が無効化されたり当たらない状況等も、相手に防御系チップを使われてない限りはない。

「とりあえず入れとけば良いよ」枠とも言える汎用性の高いギガチップなのも確か。

ブレイク属性故にスラッシュクロスのメタになるのも嬉しいポイント。

つよい。

環境チップと名高い「バグデスサンダー」「サイトバッチ」

恐らく、ファルザー版を選ぶ理由とも言える要因がこの「バグデスサンダー」と「サイトバッチ」。

バグデスサンダーはチャージショットがダークサンダーになる効果。
サイトバッチは「カスタムが8枚になる」「バスターのレベルが全て5になる」「アンダーシャツ、シールド、エアシューズ、フロートシューズがONになる」効果が付与される。

これらはまじで本当に強い。

バグデスサンダー

バグデスサンダーはそもそもダークサンダーが強い。
ダークサンダーってぱっと見地味だけど、連発されると実はめちゃめちゃ避けにくい。

チャージ時間の都合上、最短でチャージしてもフィールドに残るダークサンダーは最大2発。
だけどこの2発、やられるとほんとに避けにくい。

なんならエリアスチールで1列奪っておくだけでも避けにくくなるので本当に強い。
当てやすいし威力200だし、ため撃ちだから何度でも撃てるし。つよい。

エグゼ6の対戦セオリーである「ダメージソースはため撃ちが基本」を地で行くチップ。
ダストクロスの能力で手札を交換し、早々にバグデスサンダーを引き戦う「ダストバグデス」なんて戦術も確立されてるくらいには強い。

もしこれを使うならダストクロスとの併用を前提にしたい。
それ故に、ダストクロスはカーソル属性が弱点である故、バリア系のチップの採用も検討したい。
(カーソル属性はカワリミを無効にするので。)

サイトバッチ

続いてサイトバッチ。
こちらも本当に強い。

何が強いって、本来必要になるナビカスプログラム「カスタム1」や、「エアシューズ」、「アタックMAX」等を組み込まなくても良くなるという点。

対戦環境的にスーパーアーマーやエアシューズはほぼ必須。
それに加えて、フォルダの回転率を上げる為カスタム系プログラムも組み込み、クロスのため撃ちを主軸にして戦うならアタックLvとチャージLvを最大にしておくのが基礎的な考え。

実際にそれらを組み込んでみると、HPの強化が疎かになり負けやすくなる。
もっと言うと、ビートサポートやラッシュサポートと言った有用なプログラムを組み込む余裕すらなくなる。

そこでそれらの能力を全てサイトバッチで賄う事で、ナビカスでの強化をスーパーアーマーやその他補助プログラム、HP強化に専念できる。

そうすると改造カード無しでもHP1900程々、サイトバッチにより必須能力を全て習得したロックマン…という理想的なステータスにできる。

こりゃあ～～～～～～～もう強い。
バグデスサンダーと同じくダストクロスの能力で引きに行っても良いし、なんなら「ギガフォルダ1」を組み込んでバグデスサンダーとサイトバッチを両立させるのもあり。

つよい。

いまいちパッとしない枠「ファルザー」

ここまでファルザー版のチップを褒めちぎってきましたが、その流れをぶった切る評価をするのがこの「ファルザー」。

ファルザーなのに…。

性能としてはグレイガ版の「グレイガ」を調整したようなチップ。
使用すると羽が10回敵エリアに降り注ぎ、その後ファルザー本体が竜巻攻撃。

竜巻攻撃が威力100で、相手の立ち位置によってヒット数が変わる。
最大3ヒットする場所もあれば、1回しかヒットしない場所もある。
まずもうこの時点で弱い。

というかそもそも攻撃範囲がグレイガより狭い。
狭いし、当たれば一律300ダメージのグレイガと比較しても、上記の通りヒット数はまばら。

グレイガの落石攻撃はブレイク属性ついてるのに、ファルザー版の羽は無属性。
もっと言えば竜巻攻撃も風属性ではなく無属性。

風属性ならバリアやオーラを無効にする特性があるのに、悲しいことに威力100なので全て「ドリームオーラ」で防がれる。

単純に威力なら前述のフォルテアナザー、もしくはクロスディバイドでいいし、汎用性ならメテオナックルでいい。

そもそも、ダストクロスとの相性が良くシンプルに強いバグデスサンダーやサイトバッチというライバルも居る。

まじでわざわざファルザーを選択する理由がないくらいには弱い。草。

総括、終わりに

以上がギガチップの解説でした。

グレイガ版は癖の強いチップが多く、使い方を選ぶ。
ファルザー版は全体的に優秀で、やりたいことに合わせて自由にチップを選べる。

そんな違いでした。
ギガチップ目的であれば間違いなくファルザーの方が強い。

ただし、クロスの違いの話で解説しますが、クロスはグレイガ版の方がかなり強めに調整されています。

総合的に見れば、どちらのバージョンの方が強い！という話にならず、どちらのバージョンも強み弱みがしっかり分かれているのがエグゼ6の面白いところ。

それぞれのバージョンでしか取れない戦術もあります故に、気になる方を選択されるといいですね。

…というかまぁ、アドコレなら両バージョン遊べるわけですので、両方やってみて自分的にいいなぁって思ったバージョンを手に取るといいでしょうね。

ということで今回はここまで。
ここまでお読みいただきありがとうございました。