ゲーム大好きな人が遊んだゲームを紹介していきましょうよってレビュー記事です。
今回は「トランシルビィ」です。
実際にこのゲームをプレイしている様子を記事にしてきたんですけどもね。
ちゃんとしたレビューを書くのは今回がはじめてです。
このゲームは正直かなり楽しめたゲームでした。
どういうとこが良かったよ、みたいな話ができていければいいな。
タイトル | トランシルビィ |
ハード | ニンテンドースイッチ、PS4、Steam |
発売日 | 2022年4月28日 |
ジャンル | 2Dアクション/メトロイドヴァニア |
トランシルビィってどんなゲーム?
改めまして、まずはどんなゲームなん?ってお話を。
トランシルビィはメトロイドヴァニアと呼ばれるジャンルのゲームです。
2Dのアクションゲームで、広大なフィールドを探索して進むゲームですね。
特にこのゲームはメトロイドに寄ったゲームデザインをしていて、2Dメトロイドが好きって人にもおすすめできるゲームになってます。
グラフィックはファミコンライクなドット絵。
ドット絵のクオリティがとにかく高くて、ドット好き!って人も納得できると思います。
総じてめっちゃ面白かった。
ってことで面白かったポイントをご紹介しようと思います。
メトロイドヴァニアとしてのおもしろさそのまま
メトロイドヴァニアの面白さといえば、探索かなぁと個人的には思っています。
広大なフィールドを進んでギミックを解き、アイテムを獲得して探索範囲が広がり、時にはボスと遭遇して倒す…。
広いフィールドを探索する面白さがメトロイドヴァニアの醍醐味と思うわけです。
探索が面白い。そして発見が面白い。それをどんどんやりたくなる。
この探索する面白さがトランシルビィにはあるんですね。
というより遊んでいる感覚はもうメトロイドそのものと言ってもいいかも。
戦闘アクション自体は剣の攻撃なので戦闘面は別物ですが、探索の仕方や考え方等は非常に通ずる所があるなぁと感じました。
特に現在の装備じゃ進めない道があり、一旦後回しにして別の道を進むと新アイテムを入手。
その後来た道を戻ると新アイテムのおかげで先に進めるようになる…。
というゲームデザインがメトロイドしてるなぁ…という感覚が生まれるわけです。
加えて隠れた道…隠し通路も度々用意されており、その先で収集アイテムを回収したり…なんて隠し要素も用意されています。
メトロイドでもありましたよね。
隠しブロックを壊してアイテムを回収してくやつ。
そんなこんなで、メトロイドが好きな人なら絶対ハマるようにできてるよってゲームがトランシルビィなんですね。
広大なフィールドを探索する楽しみを感じたいという人には是非ともおすすめしたいですね。
トランシルビィ独自の要素も面白くできてるよ
インディーゲームで度々言われがちな、「まるっと元のゲームに寄せすぎてそのゲーム独自の面白みがない」問題。
確かにインディーゲームって個人制作故に自分の強いこだわりが深く入りがちで、そのゲームに寄せすぎてオリジナリティが無いよねって作品が度々見られる…みたいなお話です。
いきなり何言い始めるんですかってお話なんですけどもね、トランシルビィもインディーゲームだけど全然そんな事ありませんよって紹介もしたいんです。
じゃあトランシルビィ独特の面白さって何よってお話ですけど、個人的には大きく分けて2つあると思ってます。
ひとつめ、程良い謎解き・パズル要素
ひとつめは謎解き要素が要所要所にある点です。
もちろんメトロイドにも所々ありますが、トランシルビィはより謎解きに力が入っている様に感じられたんですよね。
わかりやすいところで言うとパズル要素。
ブロックを正しい場所に移動させたり、ブロック同士を並び替えたり…。
簡単なのもあれば難しいのもあったかな、って感じ。
あとは度々ある謎解き要素。
今自分が持っている装備をフル活用してギミックを解いていく訳なんですね。
こういう、ちょっと頭を使う要素というのがトランシルビィにはちょくちょくあります。
やってる感覚としてはゼルダの伝説に近しい印象かも。
逆にこれらが苦手な人にはちょっと勧めづらいかもね。
ふたつめ、終始ほのぼのした雰囲気で進むシナリオ
ここ個人的にお気に入りポイントです。
このゲームは会話シーンが多く用意されています。
これはメトロイドには無い傾向ですよね。
会話シーンが多いメトロイドはフュージョンくらいですもんね。
アザーエムとかも多いけどあっちはゲーム性違うし。
そんな会話シーン、終始ほのぼのとした明るい雰囲気で進みます。
主人公シルビィと相棒のサポートAIネーコムの和むやり取りや、行く先々で出会う人との交流。
「ええなぁ」と思える明るい雰囲気でシナリオが進むのがトランシルビィの特徴です。
メトロイドにはない魅力もあるわけです。
ボリューム程々、難易度緩めで遊びやすい
ゲーム全体のボリューム感ですが、インディーゲームらしく「程々」という言葉が合ってるんじゃないでしょうか。
わたしの場合、ゲームクリアまで大体6時間程かかりました。
ちょっと迷ったり謎解きに苦戦した時間が大体1時間程ありましたので、スムーズにゲームを進められれば大体5時間程々かかるんじゃないでしょうか。
まさに程々、ですね。
休日を使えば一日でクリアできる程のボリューム感。
そんでゲーム全体の難易度ですが、かなり緩めと言える調整です。
ボス戦なんかも攻撃パターンもわかりやすいし、ゲーム設計的にも悩みにくくなってます。
わたしは累計1時間くらい沼ったけど。
まぁそんな話はともかく、ゲームとしては非常に遊びやすい難易度になっています。
メトロイドヴァニアらしく、周回して遊ぶという想定もあるでしょう。
1周回にかかる時間も短ければ繰り返し遊びやすいってのも評価点。
手軽に手を出しやすいし遊びやすい、そんなゲームになってます。
やりこみ要素・隠し要素はしっかりあってヘビーゲーマーも安心
先程難易度が緩めというお話をしましたが、それはあくまでエンディングまでのお話。
隠し要素や収集要素も用意されており、これらを全部達成しようとすると少し難しくなります。
つまりクリアするまでは手軽に遊べるんですけども、全クリを目指すならやりごたえがある、というゲーム設計になっています。
特にメトロイドらしい隠し通路も用意されていて、探索の面白さが助長されています。
けどもそれらはクリアにはほぼ関係なく、無視しても良いわけです。
特に隠しアイテムを見つけ出すはかなり難しめ。
しっかり探索しないと見つけられませんが、やっぱ見つけると嬉しいもんです。
手軽なゲーム…と言いつつ遊びごたえもしっかり用意されてるんですね。
面白かった。
ドット絵のクオリティが高い!
ここ個人的に一番好きなポイントです。
とにもかくにもですね、ドット絵のクオリティが高いんです。
開発者さん自身色んなドット絵を描かれているようで、クオリティはお墨付き。
すげぇんです。ほんとに。
フィールドではファミコンみたいな使ってるドット数が少なめのグラフィック。
ファミコンライク、なんて言い方が親しいんでしょうね。
でもイベントシーンとかは全身像のドット絵になっていてめっちゃ高クオリティ。
すごくない?
アニメーションやモーションもとってもなめらか。
攻撃や移動のアクションもとってもぬるぬる動くし。
シルビィを操作する面白さにも繋がっています。
あと個人的に凄いな~と思ったところが、水の表現。
水の表現が難しいってのは2Dだろうが3Dだろうがよく聞くお話なんですね。
しかもこのゲームドットなのに、かなり自然に表現されているんです。
特に水中にあるオブジェクトが揺らめく表現がとっても綺麗。
ドットといって侮ってはいけない。
見た目は古いのに動きはとっても現代的なグラフィックになっています。
これは実際に遊んでみて体験して欲しさあります。
ぜひぜひ。
悪い部分もあったけどそこまで目立たない
いいところもあれば悪いところもありますよってお話です。
まぁいいところの方が多いんですけどね。
アクションの種類が少なく、シンプル
シンプルといえば聞こえはいいと思います。
が、個人的には色々なアクションできた方が好みだったかなぁと思います。
主人公の攻撃アクションは…
- 剣で攻撃(3連続斬り)
- 攻撃力の高い下突き
- 銃で相手の動きを止める
という非常にシンプルなもの。
これに加えてバイクや戦闘機に変形するアクションが加わります。
といいつつ、操作とアクションは大変シンプルになってます。
操作がわかりやすいという反面、できるアクションが多いと嬉しかったなぁというところ。
複数回攻撃するスイッチがちょっとめんどい
このゲームのギミックとして、複数回銃で狙撃して起動するスイッチがあります。
シルビィが撃てる銃は有限で、エネルギーが足りないと撃てません。
撃てませぇぇぇぇぇぇぇん!
その時は敵を倒してエネルギーを溜め直さないといかんのですが、これがちょっとめんどい。
素直に1回撃てば起動するスイッチでも良かったんじゃないかなぁとも。
体力やエネルギーを全回復できるスポットがあって欲しかった
ここも少しめんどくさポイント。
メトロイドでいう補給スポットのような施設がないんですね。
体力やエネルギーを回復するには敵を倒して回復アイテムを回収するしかないんです。
これが結構めんどくさかった。
一応、隠しアイテムやレアアイテムを拾うと全回復するんですけども、それらは一度回収しちゃったらその後はそれを使って体力を全回復させることができなくなります。
セーブスポットみたいなオブジェクトはあるので、それらに回復機能とかあっても良かったんじゃないかなぁとか思いましたが、それはそれで難易度がだいぶ緩くなっちゃうのかな…?とも。
難しいポイントですね。
まとめ、高クオリティメトロイドヴァニア!
以上の通り、わたしがおもしろいなぁって感じた部分を紹介してみました。
どうだろう。魅力を感じてもらえただろうか。
総じてね、メトロイドが好き!って人には特におすすめなゲームです。
といいつつ難易度は緩めなので、この手のゲームの入門編としてもおすすめしたい。
まとめると、こんな人におすすめできるんじゃなかろうか。
- メトロイドが好きな人、やってみたいという人
- ドット絵のゲームが好きな人
- プレイ時間短めでも濃い密度のゲームをしたい人
こんな所がおすすめかなって思います。
そんなこんなでトランシルビィのレビューでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考になってくれれば嬉しく思います。
当ブログのトランシルビィに関する記事
当ブログではトランシルビィのゲームプレイ日記も書いてみてました。
ゲームの雰囲気がどんなものなのか、参考程度にわかるかも。
もしよければこれらも参考情報にしてみてください。
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